これまでのデジタル習字コースは、既に漢字やひらがなが苦手になってしまった子が、 文字を綺麗に書いて注意力を養い、追いついてもらうことに注力してきました。 しかし苦手になる前からきちんとした語彙力チェックをすることが重要です。 文字が苦手な子の多くに共通する問題は語彙力不足です。 これは文字の理解が不足していることで文章が読めなくなり、語彙量が不足しがちになるからです。

幼少期から語彙量が大きく不足してしまうと、回復するには膨大な時間が必要となります。 可能な限り早くケアすることが大事ですし、苦手になる前のチェックこそが重要です。 しかしそのようなチェックを効率的に行う教材は、これまでまったくありませんでした。 そこで本塾では IT を駆使し、クイズを通じてチェックできるアプリを開発し、 デジタル習字コースの子には日々遊んでもらっています。

特に文字を書くのが苦手な子たちに遊んでもらってわかったことは、 普通なら知っているような言葉を覚えていないケースが結構ある、ということです。 そのような状態になる前に、きちんとした勉強を行って欲しいものです。 周囲に合わせて何となくやってるでは駄目なのです。